2015年12月28日月曜日

相続について、家族で話をしてみてはいかがでしょう

年の瀬が押し迫ってきました。

年末年始は、帰省などで家族と久しぶりに会うという方も多いと思います。

ところで、遺言というと、被相続人が自分の考える相続分等を遺言書で書き残しておく、というのが一般的であり、そのように考えている、そのようにしている方は多いと思います。

あるいは、場合によっては、遺言の内容を、相続人には知られないほうがよい、と考えている方もいらっしゃいます。

なるほど、そういったことも間違いではありません。

で、今回はそれとは少し違った方法についてご提案したいと思います。

2015年12月22日火曜日

特別受益がある場合 ~ 生前贈与がある場合、遺贈をする場合(3・終)

特別受益がある場合に、遺言を書く際に、注意していただきたいこと。

第二として、
その生前贈与、又は遺贈がどのような意味合いのものか、ということの確認です。

特別受益がある場合 ~ 生前贈与がある場合、遺贈をする場合(2)

特別受益を受けている相続人がいる場合、遺言を書く際には、そのことを前提にして遺言の内容を考えておく必要があります。

考えていただきたいことは、大きく2つあります。

第一に、どのようなものが特別受益に該当するのか、該当しないのか、ということの確認です。

特別受益がある場合 ~ 生前贈与がある場合、遺贈をする場合(1)

親にとっては、自分の子どもたちに対しては平等にしてきた、という思いはあると思います。

誰か1人に対して多額のお金(現金)をあげた、ということでもない限り、あまり区別をしたとは思っていないことが多いと思います。

一方で、相続トラブルのご相談を受けていると、非常に細かいところにまで「不公平感」を持っている相続人の方が多いことに気付かされます。