2015年5月28日木曜日

親はかすがい

子は鎹(かすがい)という言葉があります。
子どもが、夫婦の仲を繋いでいることのたとえです。

しかし、相続に関していえば、「親は鎹(かすがい)」だと思います。


両親のうち、どちらか片方がご健在な間は、親の前では遠慮もあったりして、兄弟姉妹が喧嘩(とくに、親の財産を奪い合うような相続に関する喧嘩)するようなことはあまりありません。

しかし、両親とも亡くなってしまうと、大きく変わることがあります。

もちろん、何も変わらず、仲がいいというケースもあります。
相続でもめているケールは、変わってしまったというケースでしょうか。

どのご家庭でも、変わってしまうということはあり得ます。

まさに兄弟姉妹の仲について、「親は鎹(かすがい)」と言えるのではないか、と思います。

遺言とは、あるいは、遺言に書かれた親御さんの「気持ち」というものが、この「親は鎹」という役割を、親御さんが亡くなれてもしばらくの間、になってくれるようなものではないか、と思います。


遺言書作成・相続手続きのご相談はこちらから。
☞ 相談フォーム http://my.formman.com/form/pc/5hz5SYajH1Sxz3aQ/

0 件のコメント:

コメントを投稿