自分の財産の引き継ぎ方には、何かの考えや気持ちがあるはず、
そして、
その気持ちを伝えることが需要だ、と書いてきました。
ここで、誤解をされる方がいらっしゃいます。
「なんだ、それだったら、自分の考えや気持ちを一方的に書いておいたらエエんやな」と...
しかし、そのような書き方が、結局はそれを読んだ相続人の「気持ち」を害することになってしまっては、意味がありません。
遺言書を作成するにあたっては、まず「気持ち」をしっかり整理してください、と書きました。
この気持ちの整理のしかたというのは、単に「自分の気持ち」だけを整理するだけではなく、相続人になる方々(場合によっては、「息子の嫁」のように、相続人に含まれない方について)の「気持ち」も考えていくことが重要になってきます。
「気持ちを伝える遺言」の「気持ち」とは、遺言を書く方だけの気持ちではないということをご理解いただきたいと思います。
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